既存の名作シネマなどを3D映像に変換するには、さまざまな方法があります。専用アプリケーションを主体とした変換作業では、スクリーン面から奥への広がりを表現することは容易ですが、手前に飛び出してくる立体感は、対象となる画像を切り抜き、視野差を考慮して左右にずらし、背景との隙間をレタッチするという特殊なノウハウが求められます。PADIの2D/3D変換は、独自のアルゴリズムを基本とした専用の2D/3D変換ソフトウェアを活用し、人手による作業を可能な限りシンプルなものとすることで、クオリティーを確保しながら製作期間の短縮とコストパフォーマンスを実現しています。
原本一般 |
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Depth情報製作 |
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Depth情報と Pixel Imageマッチング |
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右側映像生成 |
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劇場用 |
カメラと近い部分は明るく、遠い部分は暗く再生するZ-Depth情報は、256段階だけで構成されることが多いのですが、弊社では1600万段階での製作を実現しました。より自然で、一層スムーズな立体イメージ処理が可能です。
新規に撮影する場合でも、CGなどを多用する作品では、2Dで制作したあとに3D加工する方が、時間やコスト面で優位なことが多くあります。